本来なら2027年、来年から走り出す予定だったリニア中央新幹線ですが、現在は2034年以降予定とかなり先延ばしになってます。
リニアが通る南アルプスのトンネル。
ここが次元を超えたかなりの最難関トンネルになっているようです。

なんと全長は約25km。
そして場所によっては頭上の岩盤が1400mもあるそうです。
1400mと聞いてもピンと来ませんが、東京スカイツリーを2本重ねたよりも深い場所ということになります。
普通に考えると「そんなところを掘れるの?」という感じですよね。
さらに調べてみると、この辺りはフォッサマグナや糸魚川静岡構造線など、日本列島の成り立ちに関わる重要な地質帯の近くでもあります。
地質学的には、日本列島の大きな境界線。
言い換えると、日本が現在の形になるまでの歴史が刻まれている場所なんです。
昔の人はもちろんプレートや地質学なんて知りません。
しかし、
「山が鳴る」
「地震が多い」
「天候が急変する」
「湧水が突然変わる」
そんな現象を見ていれば、何か特別な場所だと感じたのかもしれません。
だからこそ、この地域には古くから山岳信仰や神社が数多く存在しています。
一部では、
「日本の結界」
という言葉で語られることもあります。
東海道新幹線はこの土地をしっかり避けて太平洋側の東海道沿いに通っていますが、
リニア中央新幹線はまさにその結界の南アルプスの真下を全長約25kmの南アルプストンネルで貫通する計画です。

リニアは時速500㎞で走るためカーブはできるだけ作れません。
リニア中央新幹線のカーブ半径は主に8,000m以上と超緩やかに設計されています。
ちなみに新幹線のカーブはカーブ半径が約2,500mですので
リニアは乗客が体感で曲がっていると気づかないほど真っすぐに近い形状なんです。
もちろん、この土地に目に見えない結界が本当に存在するかどうかは誰も分かりません。
ただ、古代の人々が特別視した土地であることは間違いないようです。
この最難関トンネルでリニア工事がなかなか予定通り進んでいません。
理由は地下水問題や環境問題、そして南アルプスという難しい地質条件。
現代最高峰の技術を持ってしても簡単には進まない場所なのです。
そう考えると、
「昔の人が神域として恐れた場所に、現代人が巨大な穴を開けようとしている」
とも言えます。
なので、あらゆることを想定してこの工事はかなり慎重になっているようです。
技術やテクノロジーだけでは強行突破できない場所?
自然への畏敬の念も忘れてはいけないのかもしれません。
果たしてリニアは無事に開通するのでしょうか?
色々と進化した現代でも大変な大変な工事です。

