「木星」と言えば
地球が1,000個以上入る大きさを持ちながら、そのほとんどがガスと液体でできた「巨大ガス惑星」
そんな木星はマーブル模様がとても綺麗です

このマーブルの中にある、ぐるぐるで眼のような模様。

「大赤斑」と言って木星の台風なんです。
大きい大赤斑のサイズは地球が3個並んで入ってしまうほどの大きさです。
150年ほどかけて3分の1のサイズになったようです。
「150年かけて小さくなってる?いつまで嵐続いてんの?」
って感じですが、小さくなっても風速はむしろ加速しているようです。
普通なら「縮んだ嵐は弱くなる」と思ってしまいますよね。
ところが大赤斑の外周部分は、2009〜2020年の観測で風速が最大8%も増加し時速640kmを超えていることが分かっています。
さらに過去にさかのぼると、1979年のボイジャー探査機による観測では最高風速は時速約430kmでしたが、約20年後のガリレオ探査機の観測では時速約650kmにまで達していました。
縮みながら、実は加速している。
まるでフィギュアスケーターが腕を縮めて回転を速めるような現象が起きているようです。
そもそも、地球の台風とは別物
大赤斑は専門的には「高気圧性の嵐」と呼ばれるもので
地上や海にぶつかって勢力を失う地球の台風とは違い、木星はガス惑星なので、ぶつかる陸地も海もありません。
上下で逆向きに流れる2本の強力なジェット気流に挟まれたまま減速する理由がほとんどないのです。
地球の台風なら数日から数週間で消えますが、こちらは記録が残っているだけでも200年近く吹き荒れ続けています。
そんな木星、実は地球の「用心棒」
約6600万年前、直径10kmを超える隕石が地球に衝突しました。
速度は時速6万4000km。
これによって、恐竜たちは姿を消したとされています。
ここで、ふと疑問に思いませんか?
太陽系には今も、危険な小惑星や彗星がたくさん漂っています。
それなのに、なぜ地球はこれほど穏やかでいられるのでしょうか。
「巨大な重力」が守ってくれているという説
木星の質量は、地球の300倍以上
この圧倒的な重力が飛んでくる小天体を弾き飛ばしたり自分のほうへ引き寄せたりしてくれています。
実際、1994年にはシューメーカー・レヴィ第9彗星が木星に衝突する様子を観測。
シューメーカー・レヴィ第9彗星の核は、直径約 1.5 km から 5 km だったと推定されています
20個以上の破片に分裂して木星の大気に突入し、地球サイズにも及ぶ巨大な衝突痕を残しました
もしこれが地球に衝突していたらと思うと、少し背筋が寒くなりますね。
恐竜が絶滅した時の隕石は10㎞~15㎞でしたが
5㎞と言えども、、、
広島型原爆の26億倍、直径数十キロの穴が開き、高さ数百メートルの波が襲います。
太陽光の完全な遮断で塵や硫黄が空を覆います。
数年間は昼も暗いままです。
気温が劇的に低下します。
広範囲に有害な雨が降ります。
植物やプランクトンも死滅します。
人類の文明は崩壊し、地球規模の大量絶滅が発生します。
木星はその強大な重力で地球に衝突する恐れのある小惑星や彗星を引き寄せ、太陽系の「盾」として地球を守ってきたと考えられています。
地球に向かってくる軌道に乗ってしまった彗星などを、自らの巨大な引力で吸い寄せる。
この木星がなければ地球や月には沢山の彗星などが衝突していた可能性も!
木星があることで今も地球は平和を保てております。
頼れる用心棒なんです。

