最近では医療技術も発達して、100歳を超える人も珍しくなくなってきました。
人間はこの先、200歳や300歳まで生きられるようになるのでしょうか?
実は科学の世界では、人間の寿命には「壁」が存在すると考えられています。
その数字が約120年
なぜ120年なのか?
その答えの一つが「ヘイフリック限界」と呼ばれる現象なんです。
細胞には回数制限がある
私たちの体は約37兆個もの細胞で作られています。
皮膚も筋肉も内臓も血液も、ほぼ全て細胞です。
そして細胞は古くなれば新しい細胞へと入れ替わります。
つまり私たちの体は毎日少しずつ作り替えられているんです。
アメリカの生物学者レナード・ヘイフリックがある衝撃的な事実を発見しました。
人間の細胞は無限には分裂できない。
平均すると40~60回ほど分裂すると、それ以上増殖できなくなるのです。
これが「ヘイフリック限界」と呼ばれるものです。
細胞の寿命を決めるテロメア
なぜ回数制限があるのでしょうか?
その鍵を握るのがDNAの端に存在する「テロメア」です。

テロメアは靴紐の先端についているプラスチック部分のような役割を持っています。
DNAが傷つかないよう保護しているんですね。
ところが細胞分裂をするたびに、このテロメアは少しずつ短くなっていきます。
まるでコピー機で何度もコピーを繰り返しているうちに、画像が少しずつ劣化していくようなものです。
そして限界まで短くなると、
「これ以上分裂すると危険です」
と細胞自身が判断して活動を停止します。
これが老化の大きな原因の一つと考えられています。
毎秒数百万個の細胞を失っている
考えてみると凄い話です。
今この瞬間も体内では大量の細胞が沢山死んでいます。
その数は毎秒数百万個とも言われています。
しかし同時に新しい細胞も作られているため普段は問題ありません。
ところが年齢を重ねるにつれ、新しく作られる細胞の能力が低下していきます。
すると
肌はシワになり
筋肉は減り
血管は硬くなり
臓器も徐々に性能が落ちていく
つまり老化とは、体の修理能力が少しずつ低下していく現象とも言えるのです。
120歳付近が限界なのか?
現在確認されている人類の最高齢記録は122歳です。
多くの研究者が、人間の寿命の上限は115~125歳付近にあると考えています。
細胞分裂の限界
DNA損傷の蓄積
ミトコンドリアの劣化
幹細胞の減少
こうした様々な老化要因が積み重なった結果、おおよそ120年付近で表面化するのです。
何十年も走り続けた自動車の全ての部品が同時に寿命を迎えるような状態です。
人類はこの壁を破ろうとしている
ここからが面白いところです!
実は世界中の研究機関や巨大企業が、老化そのものを治療しようと研究を進めています。
テロメアを伸ばす技術
老化細胞だけを除去する薬
若返り遺伝子の研究
さらには細胞を初期化して若い状態へ戻す研究まで進んでいます。
もしこれらが実用化されれば、人類は初めて「老化」という現象そのものに挑戦することになります。
人類最大の謎
私たちは自分自身の体の老化を完全には理解できていません。
37兆個の細胞が絶妙なバランスで働く人体。
その細胞一つ一つに寿命があり、
その積み重ねが私たちの人生の長さを決めている。
そう考えると不思議ですよね。
もしかすると未来の人類は120歳という壁を「昔は寿命に限界があったんだよ」と笑いながら振り返っているかもしれません。
あるいは逆に、
生命というシステムそのものに絶対に越えられない壁が存在するのかもしれません。
そしてこの歌…
余談ですが店長がまだ生まれてない頃の歌で
すごく好きな歌があります。
防人の詩
まさに人生と命についての歌
歌手はなんとあの「さだまさし」(しかも若い!w)
静かな所でこの歌を歌詞も含めてじっくり聞いてみてください。
今までの人生であった色々な出来事を振り返させてくれます。
※動画のためWi-Fi推奨

