皆さん、コカ・コーラって好きですか?
たまに飲みたくなりますよね。
映画館とか
特に、唐揚げとか焼肉とか、ちょっと脂っこいものを食べているときのコーラ。
あの組み合わせ、最高なんですよね。
ところが、そんなコーラの中に、
「脂肪の吸収を抑えるコーラ」
が存在します。
「コカ・コーラ プラス」
しかも、
0kcal。
さらに、
食物繊維まで入っている。
ここまで聞くと、
「え?普通のコーラより健康的じゃない?」
と思ってしまいます。
でも、ここで一つ気になることがあります。
0kcalなのに、なぜ甘いの?
普通のコーラには大量の糖類が入っています。
砂糖は当然、カロリーがあります。
ところがコカ・コーラ プラスは、
470mlで0kcal、糖類0g。
それなのにちゃんと甘い。
これはどういうことなのか?
「甘味料」です。
コカ・コーラ プラスの原材料を見ると、
アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
アセスルファムK
スクラロース
という3種類の甘味料が使われています。
つまり、
砂糖を使わず、別の甘味料で甘さを作っている
わけです。
だからカロリーをほとんど増やさずに、コーラらしい甘さを作ることができるんですね。
ちなみに「0kcal」と表示できるのも、食品表示上の基準があります。
コカ・コーラ プラスの場合、470mlあたりのエネルギーが0kcalと表示されています。
でも……人工甘味料って、怖くない?
「人工甘味料」
この言葉だけ聞くと、
なんとなく、
化学物質っぽい。
身体に蓄積しそう。
長年飲み続けたら癌になったりしないの?
なんて思ってしまいます。
特にネットを見ていると、
「人工甘味料は癌になる!」
という話まで出てきます。
では、本当のところはどうなのか?
ここは一度、冷静に分けて考える必要があります。
実は「人工甘味料」と一括りにできない
人工甘味料にはいろいろな種類があります。
そして、それぞれ安全性について研究されています。
例えば、2023年にはWHOの国際がん研究機関(IARC)が、
アスパルテーム
について「発がん性の可能性」を分類しました。
これだけ聞くと、
「やっぱり人工甘味料は癌になるんだ!」
と思ってしまいますよね。
ところが、ここには非常に重要なポイントがあります。
IARCが評価したのは、
「発がん性がある可能性があるか」というハザード
です。
これは、
「普通に食べたら癌になる確率が高い」
という意味ではありません。
実際、WHO/JECFAは同じタイミングでアスパルテームについて評価し、許容一日摂取量を従来どおり体重1kgあたり40mgとしています。
つまり、
「危険性の可能性が研究対象になっている」
ことと、
「通常の摂取量で癌になる」
ことは、全く同じ意味ではないんです。
ここはかなり重要です。
じゃあ、コカ・コーラ プラスを飲むと癌になる?
結論から言えば、
現在の科学的根拠から「コカ・コーラ プラスを普通に飲むと癌になる」とは言えません。
コカ・コーラ プラスに使用されているアスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースはいずれも食品添加物として安全性評価を受けています。
もちろん、
「絶対に何も問題が起こらない」
とまで言う必要もありません。
科学では、長期間・大量に摂取した場合の影響など、今後も研究される部分があります。
ただ、
「人工甘味料=発がん物質」
という単純な話ではありません。
もう一つ凄いものが入っている
コカ・コーラ プラスで本当に面白いのは、実は甘味料ではありません。
主役はこちら。
難消化性デキストリン。
名前だけ聞くと、なんだか凄そうですよね💦
これは食物繊維の一種です。
コカ・コーラ プラスには、
1本470mlあたり5g
の難消化性デキストリンが入っています。
そして、この成分によって、
食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする
という特定保健用食品としての表示が認められています。
ここで勘違いしてはいけないのが、
「食べた脂肪を全部なかったことにする」
わけではないということ。
脂肪を燃焼させる薬でもありません。
あくまで、
脂肪が小腸から吸収される速度をゆるやかにする
という働きです。
唐揚げを食べながら飲むと……
例えば、
唐揚げ。
フライドポテト。
焼肉。
ラーメン。
ピザ。
こういう脂っこい食事と一緒に飲む。
すると、難消化性デキストリンが食事中の脂肪に対して働き、
「ちょっと待ってください。そんなに急いで吸収しなくてもいいですよ」
というような状態を作ってくれる。
そんなイメージです。
「魔法のコーラ」ではない
ここは非常に重要です。
コカ・コーラ プラスを飲んだからといって、
唐揚げを何個食べても太らない。
ということにはなりません。
脂肪の吸収を抑える働きがあったとしても、食事そのもののカロリーが消えるわけではありません。
つまり、
「食べ過ぎても帳消しにしてくれる飲み物」ではない。
あくまで、
脂肪の多い食事をするときのサポート役
くらいに考えるのが正確です。
メーカーも1日1本、食事と一緒に飲むことを目安としており、摂り過ぎや体質によってはお腹がゆるくなることがあるとしています。
普通のコーラと比べたらどうなのか?
ここが一番面白いところです。
例えば、
普通のコーラを毎日飲む。
↓
砂糖を摂る。
↓
カロリーも摂る。
一方、
コカ・コーラ プラスに置き換える。
↓
糖類0g。
↓
0kcal表示。
↓
さらに難消化性デキストリン5g。
↓
脂肪の吸収にも働く。
こう考えると、
「コーラが飲みたい」という欲求を満たしながら、砂糖とカロリーを大幅に減らす
という意味では、かなり合理的な商品です。
「毎日飲んだほうが健康なのか?」
ここがポイントです。
コカ・コーラ プラスは、
「普通のコーラより健康的な選択肢になり得る」
のであって、
「健康のために毎日飲むべき飲料」
ではありません。
そもそも水やお茶に甘味料は必要ありません。
だから、
普段は水やお茶。
↓
今日は焼肉!
↓
じゃあコカ・コーラ プラスにしてみよう。
このくらいの使い方が一番合理的だと思います。
さらに上を行く商品もある
実は現在、同じ難消化性デキストリンを使った商品で、
「脂肪+糖+内臓脂肪」
の3方向に働くことをうたったトクホまで登場しています。
それが、
「からだすこやか茶W+」
です。
こちらも難消化性デキストリンを5g配合しています。
つまり、
コーラを飲みたい人 → コカ・コーラ プラス
甘くないお茶でもいい人 → からだすこやか茶W+
という選択もできます。
結局、人工甘味料は怖いのか?
今回調べてみて、一番大事だと思ったのは、
「人工甘味料」という言葉だけで判断しないこと。
です。
人工甘味料にも種類があります。
そして、
「発がん性の可能性が研究されている」
ことと、
「普通に飲んだら癌になる」
ことも違います。
一方で、
「0kcalだから無条件に健康!」
というのも違います。
世の食べ物では人工甘味料よりももっともっと発がん性の可能性がある食べ物が沢山存在するので
人工甘味料を「身体に悪いかも」と意識しすぎることもないと思います。

