皆さんは朝起きて、仕事へ行く準備をする時にこんな経験したことありませんか?
「仕事に行かなきゃ」—— 頭では、ちゃんとわかっている。
なのに、布団から出られない。着替えようとしても、手が止まる。
玄関まで行けたのに、そこから一歩が踏み出せない。
そんな朝を経験したことがある人は、決して少なくないと思います。
これは「怠け」でも「甘え」でもなく、小さなストレスが積み重なったときに、心と身体の間で起きているごく自然な反応です。
この記事では、そんな朝に「身体が動かない自分」を責めずに、少しでも気持ちを和らげるための考え方と方法を今日は紹介します。
なぜ「頭」と「身体」がバラバラになるのか
私たちの身体は、強いストレスを感じ続けると、無意識のうちに「防御モード」に入ります。
これは大昔から人間に備わっている仕組みで、危険から身を守るために、身体が固まったり、動きにくくなったりすることがあります。
つまり、動けないのは、意志の弱さの問題ではなく、身体が「これ以上は負担をかけないで」とブレーキをかけているサインとも言えます。
まずは、「動けない自分がおかしいわけではない」ということを、そっと心に置いておいてあげてください。
気持ちを和らげるための7つの方法
1. 「全部やる」ではなく「1個だけ」を目標にする
「仕事に行く」という大きな目標をいったん脇に置き、
「まず布団から足を1本出す」「まずコップ一杯の水を飲む」など、驚くほど小さな一歩に区切ってみましょう。
小さな行動が一つできると、それが次の行動への足がかりになります。
2. その場で深呼吸を3回だけしてみる
息を吸うより、吐く時間を長くするのがポイントです。
4秒吸って、6〜8秒かけてゆっくり吐く
これを3回繰り返すだけでも、緊張していた身体が少しゆるみやすくなります。
3. 「今すぐ」ではなく「あと5分」と自分に言う
「今すぐ動かなきゃ」と思うほど、身体は硬くなりやすいものです。
「あと5分だけ、このままでいよう」と一度自分に許可を出すと、不思議と少し後で動けることがあります。
焦らせないことが、結果的に近道になることもあります。
4. 自分を責める言葉を、少しだけ言い換えてみる
「またこんな自分でダメだ」と思ったときは、
「今、すごく疲れているんだな」
「今日はスタートが重い日なんだな」
というふうに、事実を淡々と言い換えてみましょう。
責める言葉は、身体をさらに固くしてしまうことがあります。
5. 誰かに一言だけ連絡してみる
「今日は少し動けそうにない」と、誰か一人にだけ伝えてみる。
職場や家族、友人でも構いません。声に出す・文字にするだけで、一人で抱えていた重さが少し軽くなることがあります。
6. 「感じる」時間を少しだけ取る
無理に動く前に、今の身体の状態にそっと意識を向けてみましょう。
「肩が重いな」「胸のあたりが詰まる感じがするな」など、感覚をただ観察するだけで十分です。
感じることを飛ばして無理に動こうとすると、余計に身体がこわばることがあります。
7. その日のタスクを、とにかく細かく分解する
「仕事に行く」を、
「起きる」→「顔を洗う」→「着替える」→「玄関に立つ」→「外に出る」
というふうに分解してみると、全体の重さが少し軽く感じられることがあります。
一つずつのハードルを低くすることが目的です。
お仕事をして家で寝るだけではなく
ただ、自分の中で週に1回でも楽しいイベントを作ってみる
<ちょっといつもと違う道をゆっくり歩いて帰ってみる>
すると今まで気にしていなかったところに美味しそうなお店を発見する
➔今度食べに行ってみようと少し楽しみができる。
行きつけのマッサージ屋さんやサロン、BARなどを作ってみる。
週に1度でも友人と食事をする機会を作ってみる。
など、仕事から帰って寝るだけを繰り返すのではなく少し心安らぐような時間を作ることでストレスも緩和されるためそんな機会を作ってあげることもとても大事なことです。
そして、上のような工夫をしても、身体が動かない状態が何日も続く、あるいは以前よりつらさが増していると感じる場合は、一人で抱え込まず、心療内科や精神科、あるいは職場の産業医やカウンセラーといった専門家に相談することも大切です。

